学校長からのメッセージ
校訓「心を清くし 愛の人であれ」でいう心の清さとは、汚れたところや悪いところがないということではありません。私たちはみな、弱く、不完全な人間であり、他の人に分からなければよいとごまかしたり、自分中心に考えたりしがちです。そんな私たちに「心を清く」と呼びかけるのは、神様の前でありのままの自分を正直に認めて、物事をありのままにまっすぐ見つめて、弱い未熟な自分と闘いながら成長しようと努力するということです。
「愛の人であれ」というのは、「自分を愛するのと同じように人を愛しなさい」というキリストの教えに基づいた呼びかけです。「愛」は「好き」とは違います。「愛する」ということは、自分を、そして他の人を心から大切にすることです。
「清心ダイナミズム」とよばれる自由闊達な校風の中で、「心を清くすること」と「愛の人であること」を学んでください。
カリキュラム説明
中高一貫教育
中高一貫の教育カリキュラムを導入し、切れ目のないスムーズな授業を展開しています。一貫校ならではの授業スケジュールの中で、無理・無駄なく6年間落ち着いて学習に取り組むことにより、大学入試において必要とされる「思考力」「判断力」「表現力」が育まれます。
別学女子教育
別学の女子教育として、女子特有の「共感力」を重視した教科指導法の導入をはじめ、女子に特化したカリキュラムが確立されています。女子校ゆえに可能となる、失敗を恐れず、自由闊達に自らの可能性にチャレンジする「清心ダイナミズム」とよばれる校風の中で、生徒は十人十色それぞれの個性を磨きます。また、教育にあたる女性教員にはOGが多く、「シスターフッド」の精神でしなやかなでたくましい女子教育を実践しています。
国際教育
国際志向が将来の分かれ目といわれる中、清心は半世紀にわたり真の国際教育を実践しています。語学力の習得に終始することなく、グローバルな視野を養い、互いの個性を尊重し、個々の違いを認め合う教育を実践しています。それは、語学研修や日々の学園生活においても「多様性への寛容と共生」として実践されています。
授業時間
1週間あたり英語が英会話2時間を含む7時間(公立中学4時間)、数学が5時間(公立中学4時間)など、公立中学と比べると授業時間が多いカリキュラムが構成され、無理なく理解を深かめる授業が展開されています。特に高い評価を得ている英語においては、清心独自のカリキュラムで4技能(読む、聞く、書く、話す)を習得します。
学習活動
朝学習
火・木・金の朝礼前10分間で朝学習を行っています。
国語・英語・数学の3教科を各係の生徒を中心に、生徒たちだけで取り組む自主学習です。
各種検定への取り組み
英語検定、数学検定、漢字検定への積極的な受験を勧めています。各検定に向けて、放課後等に個別指導やめざす級に対応する指導を実施しています。実用英語技能検定の取得実績はこちら。